就活

コミュ障のインターンシップ

さて、私は現在学部四年生として大学に通っております。

ありがたいことに、エントリーした会社ほとんどからすでに内定を頂いており、残りの企業は選考途中という状況です。

また、無事に第一志望の企業様からも内定通知を頂き、一安心しています。

さて、これまでいかに私が学校内でぼっちを極め、コミュ障であるかお伝えしてきたつもりです。

しかしながら、こんな私がなぜこれほど順調に就活を進めることができたのか。

理由の一つにインターンシップへの取り組みがあげられると思います。

今回は、実際に私が取り組んだインターンシップへの対策についてお伝えできればと思います。

※誤解を生まないように、本文中で就職選考、あるいは本選考という言葉を使った時は、内定をもらうための選考であるということを事前に説明させていただきます。

まずはエントリーすべし

これは、インターンシップにしろ、説明会にしろ、就職選考にしろ、就職活動すべてに通じていえることであると思います。

挑戦しなければ何も始まりません。

「果報は寝て待て」ということわざもありますが、あれは準備をした状態で、結果を気軽に待とう!という意味で、事前の準備がなければ良い知らせが舞い込んでくることもありません。

気になる企業があれば、とりあえず応募する、これに限ります。

もちろん、インターンシップに選考がある企業もあります。

選考内容にはエントリーシート(ES)、筆記試験(SPIなど)、面接など、その会社によって様々です。

一方で、先着順や抽選によって決める、という企業も少なくありません。

こうなると、どんな企業を選んでいくか悩んでしまうかもしれません。

「楽をしたいから選考がない企業がいいなあ。」

と言って、選考がない企業ばかりを選んだ友人もいました。

もちろん、行かないよりは行ったほうが良いと私も思いますので、その意見を否定はしません。

しかし、私はぜひ、選考があるインターンシップの企業に積極的に挑戦してもらいたいと思っています。

その理由について以下でお伝えします。

選考有りインターンシップのススメ

さて、どんなインターンシップに応募するのがいいのか、という話でしたが、

まずは当然自分が興味のある企業のインターンシップに申し込んでください

そこには、選考の有り無しは関係ありません。

自分が働いてみたい業界、業種、会社、会ってみたい社長や社員の方々、自分が勉強していることが活かせると思う場所、名前が有名でどんな仕事なのか気になる企業…。

理由は何でも構いませんので、まずは手当たり次第に探してみましょう。

しかし、スケジュールが重なってしまったり、あまり興味のある企業がなかったりと、さまざまな事情が発生するかと思います。

その時には、ぜひ選考があるインターンシップにチャレンジしてみてほしいと思います。

その理由として3つご紹介します。(私の実体験から見た主幹が含まれております。)

1.将来の本選考の練習になる

インターンシップの選考で、書類選考、筆記試験、面接などがある企業は、本選考も同様の選考形式をとってくることが予想されます。

その会社の本選考対策に挑戦してみるのはもちろん、インターンシップの合格不合格で、どの分野の練習が自分に足りていないのかを知るチャンスになります。

ちなみに、私は筆記試験対策が全くダメダメで、筆記試験が含まれた夏のインターン選考は何社も落とされたと記憶しています笑

また、1人で対策できる書類選考や筆記試験対策と違って、面接(個人、集団、グループすべて)は、実際に経験を通して慣れていきます。

個人面接であれば、学校のキャリアセンターなどをうまく活用できる方は良いかもしれませんが、集団面接や、グループディスカッションは実際の雰囲気をしっかり味わっておくと、本選考でも慌てずに応対できると思います。

とにかく、本選考では経験がものを言います。

練習する機会だと思って飛び込んでみるのはいかがでしょう。

2. 意識の高い学生が集まる

これは、人によってはマイナスになってしまうかもしれません笑

選考があるインターンシップ、ということは会社はインターンシップの定義を、

「自分の会社をたくさんの人に効率よく知ってほしい。」

というよりかは、むしろ

「自分の会社に入社したい、と思っている学生に、会社について深く知ってほしい。(規模感が小さくなったとしても。)」

と、捉えていることになります。

わかりやすく以下の図に表してみました。

選考なし選考有り
規模広い狭い
内容浅い深い

つまり、選考のないインターンは「広く浅く」、選考が有るインターンは「狭く深く」ということです。

そうなれば、会社にある程度の思いを持っていない学生は、自然と選考有りのインターンシップから離れていきます。

そして、結局選考には企業の理解を深めたい学生が集まり、インターンシップに参加するための選考を受けることになるのです。

それだけ、就職活動に強い意識を持っている学生であれば、就職活動に向けての準備も進めてきている可能性が大いにあります。

そういった方々と、インターンシップ(あるいは途中の選考でも)関わることができると、自分の就職活動のモチベーションにつながります。

そう思わない方もいらっしゃると思いますが、現に私はこういった出会いに触発され(焦りもありましたが)、より真剣に就職活動に取り組むようになりました。

3. 人事部の社員の方々に顔や性格を覚えてもらえる

私にとって、ここが一番大きかったと実感しています。

選考があるインターンシップの多くは、1Dayインターンシップなど短期間なものではなく、2~5日間、もしくはそれ以上の複数日程でのインターンシップです。

これがどのような意味を持つかというと、もちろん会社について、仕事についてを深く学ぶことができるのはもちろんですが、

社員の方々や、他大学の学生と触れ合う期間が長くなるということが挙げられます。

複数日程であれば、単なる会社説明会ではなく、実際に仕事を体験させてもらえたり、ワークショップのようなものが準備されている可能性が高いです。

そうなれば、必然的に他の人と接する必要が出てきます。

グループワークにおいて、自分がまとめるポジションとして動くことができれば、会社の方はあなたのリーダー適正を評価するでしょう。

意見を積極的に出せば、あなたはアイデアマンとして評価されるかもしれません。

わざとらしくアピールする必要はもちろんありません。

会社の方も、学生が積極的にインターンシップの活動に参加できるように対応してくださるはずです。

その与えられたチャンスに、あなたの長所を活かすことができれば、会社の方があなたのことを覚えてくれる可能性がぐっと上がります。

その裏付けとして、本選考のESや面接で、

「私の長所を活かして、御社のインターンシップにおいては○○のような立ち回りをすることができました。」

ということができれば、会社の方もあなたの長所が、会社の仕事にどのように適応できるかしっかり考えてくださるはずです。

二種類のインターンシップを使い分けよう

ここまで、選考有りのインターンシップについて詳しくお話してきました。

もちろん選考なしのインターンシップにもメリットはあります。

気軽に参加して、本選考でエントリーする企業の手ごまを増やすことができたり、やる気があまりない段階でも、お友達と一緒に(友達がいれば)参加することができたりと、どちらにもいいところがあります。

ですので、極端にならないように、そして時間を無駄にしないようなインターンシップの計画を立ててみてください。

基本的に、インターンシップは長期休み期間に開かれます。

これは、確実性があると強く言うことができませんでしたので、理由の中には含めませんでしたが、選考なしのインターンシップは、長期休暇以外にも開催されたり、企業によっては毎月開催されているような企業さんもいらっしゃいます。

しかし、選考有りのインターンシップは、日程や時間も決められていて、開催も恐らくその回限りです。

後から参加したいと思ったら、次の長期休みまで待たなければいけないかもしれません。

なので、何を優先するのか、しっかり考えてインターンシップに応募してみてください!

めめめ